Claude Codeデスクトップアプリのインストール方法|Mac・Windows対応(2026年6月版)
インストールしたのに動かない——その原因の多くは、操作ミスではなく、Web版とデスクトップアプリの取り違えです。先日も、ある経営者の方のセットアップを支援していて、これが起きました。インストール時に出てくる「それっぽいもの」を本物のアプリだと思い込み、何度ダウンロードし直しても動かない、という状態です。
この記事では、Claude Code を自分のPCで使うためのデスクトップアプリのインストールを、Mac・Windows の両方について、つまずきやすい所を先回りしながら順番に説明します。コードやターミナルの知識は必要ありません(2026年6月時点の情報です)。
まず確認:Claude Code には「3つの入口」がある
つまずきの多くは、自分が今どれを使っているのか分からないまま操作していることから起きます。Claude Code には、大きく3つの入口があります。
- デスクトップアプリ(この記事の主役):自分のPCにインストールして使います。PCの中のフォルダやファイルを直接あつかえて、ターミナルは不要です。
- Web版(ブラウザの
claude.ai/code):クラウド上で動きます。GitHubのリポジトリを対象にするため、自分のPCのフォルダは選べません(Claude Code on the web 公式)。 - CLI(ターミナル):黒い画面でコマンドを打つ、開発者向けの使い方です。最初の入口には向きません。
自分のPCの中で資料を作ったりフォルダを整理したりしたいなら、選ぶのはデスクトップアプリです。
「いまブラウザのWeb版を使っている」かどうかの見分け方
ここが一番の落とし穴です。ブラウザでWeb版を開いたまま、アプリのつもりで操作していると、いつまでもPCのフォルダが選べません。次のサインが出ていたら、それはWeb版です。
- 画面の左下などに「デスクトップ版をダウンロード」という案内が出ている
- 環境の選択肢に「Local(自分のPC)」がなく、「リポジトリを選択」しか出てこない
この場合は、あとで説明する手順でデスクトップアプリを入れ直し、アプリのウィンドウから開いてください。
始める前に:必要なものは3つ
手順に入る前に、つまずきの種を3つ片づけておきます。
1. 有料プラン(Pro:月20ドル/年払い17ドル)
Claude Code(Codeタブ)を使うには、Pro・Max・Team・Enterprise のいずれかの有料プランが必要です。無料プランでは使えません(Claude 料金ページ)。アプリのダウンロード自体は無料ですが、Codeタブを開くとアップグレードを求められます。
2. お使いのOS(Mac/Windows)
デスクトップアプリは macOS と Windows に対応しています(Linuxは非対応)。Windows は x64版が基本で、Surface などの ARM機は別のインストーラを使います(Claude Code デスクトップ公式)。
3. Windowsの方のみ:Git for Windows(Macは基本不要)
ここがMacとWindowsで分かれる唯一のポイントです。Windowsでは、ローカルのセッションを動かすために Git for Windows のインストールが必要です。といっても、インストーラを進めるだけで、コマンドを打つ操作はありません。Macは多くの場合Gitが標準で入っているので、この作業は基本的に不要です。
Git は、変更の履歴を管理する裏方のツールです。アプリが内部で使うだけで、利用者がGitを直接さわることはありません。
【Mac】デスクトップアプリのインストール手順
- 公式サイト claude.com/download を開き、「Download for macOS」を選びます
- ダウンロードした
.dmgファイルを開き、Claude を「アプリケーション」フォルダにドラッグします - アプリケーションから Claude を起動し、サインインします
- 画面の上にある「Code」タブを選びます(アップグレードを求められたら、有料プランの契約が必要です)
- 「Local」を選び、作業したいフォルダを指定します
- 入力欄に「自己紹介して」と打って、返事が返ってくれば完了です
Macは多くの場合、アプリを入れるだけでそのまま使えます。もしフォルダ操作でうまく動かないときだけ、その時に対処すれば問題ありません。
【Windows】デスクトップアプリのインストール手順
Windowsは Git for Windows のひと手間が加わります。順番に進めれば問題ありません。
- 公式サイト claude.com/download を開き、「Download for Windows」を選びます(Microsoft Store版は使わないでください。一部の機能に対応していません)
- ダウンロードした
Claude Setup.exeを実行してインストールします - Git for Windows を入れます。git-scm.com を開き、ダウンロードした exe を実行して、表示される設定はそのまま「次へ」で進めます。終わったらPCを再起動します
- スタートメニューで「Claude」を検索し、Claudeアプリを起動します(ブラウザのタブではなく、アプリのウィンドウから開くのが大事です)
- サインインして、上の「Code」タブを選びます(アップグレードを求められたら、有料プランの契約が必要です)
- 「Local」を選び、作業したいフォルダを指定します
- 入力欄に「自己紹介して」と打って、返事が返ってくれば完了です
Windows Home で「開発者モードを有効に」という案内が出たときは、設定 → システム → 開発者向け から開発者モードをオンにしてください。
動作確認:「動いた」を確かめる
「自己紹介して」で返事が返ってきたら、最初の関門は突破です。せっかくなので、仕事に近いことを一つ試してみてください。たとえば「この内容で短い案内文を作って」と頼むだけで、下書きが返ってきます。自分のPCのフォルダの中で、日本語で話しかけるだけで成果物が返ってくる——この感覚がつかめれば、もう使い始められます。
うまくいかないとき(つまずき別の対処)
| 症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| ローカルのフォルダが選べない/「リポジトリを選択」しか出ない | ブラウザのWeb版を使っている | デスクトップアプリを入れ、スタートメニュー/アプリケーションからアプリを開く |
| アプリなのにフォルダが選べない | 環境が Remote になっている | 新しいセッションで環境を「Local」に切り替える |
| Codeタブで「アップグレード」が出る | 有料プラン未契約 | Pro(月20ドル〜)を契約する |
| 「sign in online」と出る/403エラー | サインインが未完了 | サインインし直してアプリを再起動 |
| フォルダ操作が動かない(Windows) | Git for Windows が未インストール | git-scm.com から入れてPCを再起動 |
それでもターミナルで使いたい方へ
ターミナル(CLI)からの利用や、VS Code などのIDEとの連携もできますが、非エンジニアの最初の一歩はデスクトップアプリで十分です。コマンド操作に慣れている方や、もっと高度な自動化に進みたくなった段階で、CLI版(公式クイックスタート)を検討すれば問題ありません。まずはアプリで「動く・使える」を体感するのが近道です。
まとめ:ひと手間の先に、働き方が変わる
- Claude Code には Web版・デスクトップアプリ・CLI の3つの入口がある。自分のPCで作業するならデスクトップアプリ
- 「動かない」の多くはWeb版(ブラウザ)の取り違え。左下に「デスクトップ版ダウンロード」が出ていたらWeb版のサイン
- 必要なのは有料プラン(Pro 月20ドル〜)と、Windowsのみ Git for Windows
- 詰まったら環境を「Local」に。それでもダメならアプリを開き直す
インストールのひと手間は、正直なところ無くはありません。ですが、それを越えた先にあるのは、同じ作業を何度も繰り返さず、高い品質で再現できる働き方です。今これほど分かりやすく仕事のやり方を変えられるツールは、そう多くありません。私自身も、デスクトップアプリで使い始めてから、ようやく日々の仕事で当たり前に使えるようになりました。まずは一つ、試してみるところから始めてみてください。
クロトレでは、デスクトップアプリで使い始めるところから、自分の業務を任せて再現できる仕組みにするところまでを、経営者・士業・人材紹介・マーケターといった、コードを書かない方の業務に合わせて伴走しています。職種別の具体的な活用は、こちらもご覧ください。
- 人材紹介会社の方 → 人材紹介会社向けの Claude 活用
- 経営者・ひとり社長の方 → 経営者向けの Claude 活用(AI秘書)
- あわせて読みたい → Claude Code と Claude Cowork の違い・使い分け